13. ガイド

「ガイド」は、いわば「見えない線」のようなもんだ。
オブジェクトを配置するときの目安として使うよ。

ポイント
■ ガイドには「オブジェクトから作成する方法」と「定規から作成する方法」がある。

■ ガイドは「ロック/ロック解除」、「表示/非表示」に注意する。

オブジェクトからガイドを作成する

オブジェクトを選択した状態[表示]メニュー→[ガイド]→[ガイドを作成](command+5)を選択すると、そのオブジェクトがガイドに変わる。

版下台紙のこの水色の線なんかも、まず長方形を描いて、それをガイドに変換しているよ。

印刷したくない線をガイドにしている

「マージン(余白)」「段組み」「レイアウトのグリッドシステム」「黄金比に分割したモジュール」などにも利用できるよ。
長方形に限らず、どんな形のオブジェクトでもガイドに変換できるぞ。

4段組みのガイドライン

ガイドを作成したときに、長方形の中心に「×」印が出てしまうのが気になる人は、[ウィンドウ]メニュー→[属性]で表示される[属性]パネル[中心を隠す]を選んでからガイドを作成すればいいよ。
表示だけの問題で、どちらでもまったく問題ないけどな。

ガイドの中心に「×」印が表示された状態
[中心を隠す]を選んでからガイドを作成すれば「×」印が表示されない

ガイドの色(水色)は、[環境設定]の[ガイド・グリッド]で変えることもできるぞ。
「制作物が水色の線で構成されているから、ガイドと見分けがつきにくい」なんていうときは、ガイドの色を変えてみたらいいよ。

定規からガイドを作成する

定規の部分をクリックして、そのままマウスボタンを押したままアートボード上までドラッグしても、ガイドを引くことができるよ。
定規は[command]+[R]で表示。Rulerの「R」な。
横の定規から引き出せば、もちろん垂直線になるぞ。

ガイドを引いたあとに[選択ツール] で選択して、[変形]パネルで数値を指定すれば、正確な位置になる。(選択できないときは、以下の項を読んでな。)

ガイドで注意すること

注意すべきことは、ずばり「ロック」「非表示」だ。
[表示]メニュー→[ガイド]の中を見ると、ガイドの状態がどうなっているのかがわかるよ。

ガイドでよくある失敗は、

基準となるガイドだったのに、うっかり動かしてしまっていたことに気がつかなかった。
ガイドとオブジェクトをグループ化してしまっていて、ガイドを削除したときに、オブジェクトもいっしょに削除してしまった。

とかかな。

これらの失敗を避けるために、ワシはガイドを1つのレイヤーにまとめているよ。
「ロック/ロック解除」「表示/非表示」[レイヤー]パネルのほうで操作すれば、ロックや表示の状態が一目瞭然だからな。

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