17. ワークスペース

ツールバーパネルは、自分が使いやすいようにカスタマイズすることができる。
必要なツールやパネルだけを出しておけば、作業効率がぐんとアップするぞ。

ポイント
■ ツールバーやパネルは、自分が使いやすい配置に組み変えて使う。

■ ツールは「グループ化」しないほうが作業が早い。
■ パネルは「アイコン化」しないほうが作業が早い。

ツールバーのカスタマイズ

『Illustrator ユーザーガイド』によると、ツールにはこんなにたくさんの種類がある。

画像引用元:『Illustrator ユーザーガイド』

「全部使いこなせるかなあ⋯⋯」と心配しなくてもいいよ。
実際の仕事で必要なツールはごく限られているし、四半世紀使っているワシですら、一度も利用したことのないツールがたくさんあるんだからな。

これだけたくさんの中から、必要なツールをいちいち探していては、時間がもったいないよな。
自分で頻繁に使うツールだけを集めたツールバーを作っておけば、作業効率がぐんとアップするぞ。

[ウィンドウ]メニュー→[ツールバー]→[新しいツールバー]を選択するとこんな画面が出るから、適当な名前をつけよう。

[OK]をクリックすると、「ツールがないツールバー」が出来るだろ?

ツールバーの下部の[⋯](ツールバーを編集)をクリックすると、すべてのツールが表示されるから、使いたいツールをドラッグ&ドロップで、[+]の部分に追加しよう。

次に追加するツールは、今追加したツールの下の部分にドラッグするよ。

すでに追加してあるツールに重ねるように追加すると、「ツールのグループ」になる。
長押しすると中に格納されているツールが展開されてくる、あれだ。

ツールのグループ

ワシのカスタムツールバーでは、グループは使っていないよ。探す時間も、長押ししている時間も無駄だからな。

「追加したけど、よく考えたら要らない」っていうツールは、[⋯](ツールバーを編集)を押して編集している状態で、ツールバーの外側にドラッグすれば削除されるよ。

ワシのツールバーが見たいって?
こんな感じだよ。Ver. 5.0みたいだろ。
(ツールを2列表示にするには、ツールバー右上の[>>]をクリックするぞ。)

この横に[詳細]のツールバーも出しているけど、ほとんどの作業はこっちのシンプルなほうだけで足りるんだよ。

ツールバーの表示、追加、削除などは、すべて[ウィンドウ]メニュー→[ツールバー]で管理できるぞ。

パネルのカスタマイズ

ツールバーのほかに、画面右側に表示されているパネル類の配置も、自分で使いやすいようにカスタマイズできる。

[ウィンドウ]メニュー→[ワークスペース]の中を見ると、[Web]とか[レイアウト]といったプリセットから選べるようになっているけど、自分専用の配置にできたら、もっと便利だろ?

まず、自分が使わないパネルは閉じてよく使うパネルを[ウィンドウ]メニューから選んで表示させよう。

必要なパネルがそろったら、使いやすい位置に並べていくよ。
別のパネルの上に重ねてタブにしたり、複数のパネルをドッキングさせることもできるぞ。

別のパネルに重ねるようにドラッグすると、複数のパネルをタブで切り替えられるようになる

パネルの右上にある[<<]をクリックするとアイコン表示にできるから、ディスプレイが小さいノートPCでスペースを節約したいときなどにはいいかもな。

ワシはこのようなアイコン表示は使っていないよ。
スペースが許す限り、パネルを広げておいたほうが作業が迅速にできるからな。
これは好みだから、自分が使いやすいように自由にやればいいよ。

いい感じにパネルを並べられたら、[ウィンドウ]メニュー→[ワークスペース]→[新規ワークスペース]で、ワークスペースの名前をつけて、完成。

もし使っているうちに配置が崩れてきたら、[ウィンドウ]メニュー→[ワークスペース]の中の[(ワークスペース名)をリセット]にすれば、保存したときの状態に戻せる。

パネルの配置を変更した状態を、同じワークスペース名で保存したい場合は、[ウィンドウ]メニュー→[ワークスペース]→[新規ワークスペース]で、さきほどつけたワークスペース名と同じにすればいい。
「同じ名前が既に存在します。」というアラートが出たら、[OK]すれば上書きされるよ。

えっ、今度はワシのパネルの配置が見たいって?
これは自分の部屋を見せるようで恥ずかしいなあ。こんな感じだよ。
全部広げっぱなしだ。

ワークスペースは、作業内容に合わせて何種類か作ってもいいんだよ。

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